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小鳥

小鳥



また子供の命日がめぐってきた
父と母は山の墓へ行った

あ きれいな小鳥だこと
なんの鳥でしょう
墓の上の樹の枝を指して
おがみ終った母はいった

うすいブルーの小鳥がくびを傾むけ
うつむき横むき そうして去った

山を下りながら父はいった コーちゃん
会いにきてくれたね 生れかわって

母は返事をしない
あたりの山はシーンとなって




杉山平一 詩集/ぜぴゅろす

プロフィール

梅田慈将

Author:梅田慈将
ただ生きているということは、生きる、ということではない。そのままそこで死んでいるような、つまらない男です。

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