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晩餐

晩餐



ちいさな行楽の帰りであろう。駅裏の屋台からはみ出した細長い床几をテーブルがわりに、粗末な服装の親子四人がしゃがんでラーメンをたべていた。父親はたべ終って、ぼんやり遠くを見ていた。母親は幼な子の口に、そばを入れてやっており、姉はたべながら、おいしいネという目で母親を見あげていた、もう風の冷たくなりはじめた夕方。




杉山平一 詩集/ぜぴゅろす


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梅田慈将

Author:梅田慈将
ただ生きているということは、生きる、ということではない。そのままそこで死んでいるような、つまらない男です。

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