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部屋

部屋



 会社のアパートになっている建物の傍を毎日通る。一つの部屋の大きな窓に、壁に貼ったお習字がいつも見える。天地とか、春秋という墨の字の上に、赤丸が渦巻のようにつけられている。
 ある七夕の日、その窓に小さな笹がさされ、青や赤の紙に、ひらがなで一杯ねがいごとが書かれていた。

 僕はあの部屋が好きだ。




杉山平一/詩集「木の間がくれ」

プロフィール

梅田慈将

Author:梅田慈将
ただ生きているということは、生きる、ということではない。そのままそこで死んでいるような、つまらない男です。

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