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天国は高い

天国は高い



高い建物の上は夕陽をあびて
そこばかりが天国のつながりのように
金色に光つてゐる

街は夕暮れだ

妻よ――
私は満員電車のなかに居る




尾形亀之助 詩集/「色ガラスの街」(一九二五年)

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梅田慈将

Author:梅田慈将
ただ生きているということは、生きる、ということではない。そのままそこで死んでいるような、つまらない男です。

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